オールオン4の治療期間
オールオン4の場合、通常は、骨の造成をおこないませんので、非常に短い時間で治療を終了することができます。では、実際に治療期間の比較を行いましょう。
図からわかるように骨の造成を行った場合半分の期間でオールオン4は、治療を終了することができます。下あごに比べて上アゴは、骨が柔らかいですので治療期間が約1ヶ月長くなります。
オールオン4は、手術終了後に仮歯が入りますので、治療期間中に入れ歯で苦労したり、見た目で困ったりすることがないのも大きな特徴になります。やはり、手術を行ったその日から噛めるというのは、魅力を感じますよね。しかし、食べ物は、2カ月くらいは柔らかい食事が中心になりますので注意しましょう。
上顎 | 下顎 | |
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通法インプラント | 3〜4ヶ月 | 2〜3ヶ月 |
オールオン4 | 3〜4ヶ月 | 2〜3ヶ月 |
骨造成+インプラント同時埋入 | 6ヶ月 | 5ヶ月 |
骨造成後インプラント埋入 | 9ヶ月 | 7ヶ月 |
代表的なオールオン4の治療期間
- 無料相談
- 1週間後 治療計画説明・資料採取
- 1週間後 手術前クリーニング
- 1週間後 オールオン4手術・仮歯
- 1日後 消毒
- 10日後 抜糸
- 2〜3ヶ月後 レントゲンチェック
- 1週間後 型採り
- 1週間後 咬み合わせ
- 1週間後 試し入れ
- 1週間後 完成
- 1ヶ月後 定期検診・メンテナンス
治療期間といってもオールオン4の場合は、骨とインプラントが結合するまでの期間は、歯科医院に通院する必要はありませんので、手術後抜糸をした後は、毎週通う必要はありません。基本的に骨とインプラントが結合する2から3ヶ月の間は、柔らかい食事を心がけて、何かない限り歯科医院に通う必要はありません。
インプラントもオールオン4もですが、こうして考えると深い虫歯の治療よりも通う回数は少なくて済みますし、治療後にメンテナンスでしっかりと通ってクリーニングを繰り返すことが何よりも重要になります。