オールオン4の簡単な流れ
STEP1 無料相談
カウンセリングは、無料になります。
ほとんどの患者さんは、オールオン4に関して正しく理解していません。まずは、正しい知識を理解してもらうためにも無料相談を受けてください。患者さんの中には、遠方よりいらっしゃる方もいますので、その際は、無料相談と治療計画・注意事項説明を同時に行うこともできます。
もし、当日に治療計画や注意事項の説明まで希望される場合は、あらかじめ受付にその旨をお伝えください。
STEP2 治療計画・注意事項説明
現在、オールオン4の治療計画を立てる際には、コンピューターのシュミレーションを必ず行います。インプラントをどの方向に打つのか?角度・深度を決めて治療計画を立てますので、ミスが少なく手術を行うことができます。
オールオン4の注意事項に関しても説明を行います。術前から術後の食事まで詳しく説明がありますので、よく聞いて守るようにしてください。オールオン4の注意事項に関しては、非常にその後の治療成否を左右する内容も多く含まれていますので、最後までしっかりと聞いて理解するようにお願いします。
STEP3 オールオン4手術の流れ
- 10:00 お口の中のクリーニングを行います。
- 10:30 静脈内鎮静法開始
- 11:00 手術開始
- 12:00 仮歯の型採り
- 14:00 仮歯の作製
- 16:00 帰宅
STEP4 オペ後の流れ
- 1日後:消毒
- 10日後:糸取り
- 2ヶ月後:レントゲンで骨との結合確認
- 6ヶ月後:かぶせ物の作製へ
STEP5 かぶせ物の流れ
- 1.型を採ります。
- 2.咬み合わせを採ります。
- 3.フレームの試適
- 4.完成
STEP6 定期検診
定期検診では、最低でも半年に1度のオールオン4クリーニングを受けるように患者さんにお伝えしています。定期検診なくして、オールオン4の寿命を伸ばすことはできません。オールオン4のかぶせ物は、人間が作った物です。人が作ったものは、いつか壊れる運命にあります。しかし、その壊れる日をメンテナンスによりできるだけ長く保つことはできます。
多くの患者さんがかぶせ物をセットして治療が終わると勘違いをされますが、かぶせ物をセットした後が本当の治療のスタートになります。
詳細は、オールオン4治療の流れをご確認ください。
オールオン4治療例
1. 初診時
下の入れ歯を、オールオン4にしたい。上下入れ歯だが、下の入れ歯が動くのでオールオン4で固定して動かないようにしたい。
2. 口腔内写真
下の前歯に数本、歯が残っています。歯が黒くなって虫歯になっていることがわかるかと思います。
3.CT
オールオン4のガイドを作製するために、特殊な装置を作り、レントゲン(CT)を撮影します。
4. コンピューターシュミレーション
コンピューター上で、インプラントをどの方向と深度・角度で埋入するかをシュミレーションを行い、ガイドの発注を行います。下あごの場合は、下歯槽神経という大きな神経・欠陥がありますので、その部分をさけてインプラントを設計します。
5. ガイド装着
ガイドを装着して安定しているかを確認します。しっかり固定されているのがポイントになります。
6. オールオン4手術後
インプラントの手術をして、マルチユニットアバットメント(土台)を装着した写真になります。
7. オールオン4仮歯
オールオン4手術当日に仮歯でインプラントを固定をします。
8. インプラント埋入後
初めにコンピューターで設計した通りにインプラントが埋入されていることが分かるかと思います。
9. 6ヶ月後型採り
レントゲンで骨との結合が得られているのを確認して、型採りを行います。6ヶ月経っていますので、歯肉は非常にきれいに治っています。
10. かぶせ物の試適
かぶせ物の適合や咬み合わせを確認します。インプラントの場合は、ミクロン単位でズレていても入らない場合があります。完成の前に必ず試適を入れて確認をします。
11. 完成
完成になります。試適を入れていますので、適合や咬み合せに問題があることは少ないです。